mimiは中1のときから現在23歳になるまでおよそ10年、引きこもり状態が続いてます。
引きこもりと言っても実はいろんな状態があって、部屋から一歩も出ないで顔を合わせない状態からひとりで外出する状態までさまざまです。
家族はつらいですよね。長期化して高齢化してくると深刻です。
mimiもまだ社会参加できてるとは言えない状態なので、よかったことなんて言える立場じゃないんですが、少しでも参考になればと思って書きました。
発達障害男子mimiと普通に話しかけて接するようにしたこと。
これ、簡単なようで意外と難しい。
表面的には同じでも、内面は全然違ったりしてました。
- どうしていいかわからなくてそうしていた。
- イライラしながらそうしていた。
- 不憫で心配でそうしていた。
といった具合でわたしの内面は揺れまくってます。
微妙に機嫌が悪かったり素っ気ないかと思えば、やたら優しく話かけて探りを入れてみたり、無性に心配になったり、いろいろです。
ほんとはもっと安定した対応ができるといいんでしょうが、まったくだめ。
せめて余計なことは言わないようにしたかったけれど、実はそれもあんまりできてなかった。
冷静さを保つために、どうにかこうにかやるポーズなんですね。
自分の気の向くまま何のポーズもしなかったとしたら、それこそとんでもなかったと思う。
発達障害男子mimi中心の生活をしないこと。
mimiが中高生だったころは、何するにもmimiのことが頭から離れなくて、自分の生活がおろそかになってた気がします。mimiのこと以外のことを考えるのがわずらわしいとさえ思ってました。保護者の責任みたいなのがあったんですね。
でも、mimiもおとなになって精神的に落ち着いてきたこともあって、だんだん自分中心の生活が送れるようになりました。わたしが子離れできてきたのかもしれません。
そのほうがmimiといろんな話がゆっくりできるようになったと思います。
一方的に心配する感じではなくて、mimiの心配に共感できるようになりました。
信頼するところは信頼し、ハンデと思われる部分をできる範囲でサポートしようと思えるようになったんです。
わたしが大人になったってことなんでしょうか。
発達障害男子mimiの診察に同行していること。
mimiは定期的に精神科を受診していますが、23歳になった今も車で送っていくこともあって家族いっしょに行きます。
診察室にははじめmimiだけが入り、しばらくしてわたしとオットが入ります。
主治医とは長いお付き合いなので、mimiのことをよく理解してくれており、mimiも先生の言うことは信頼してよく聞きます。
mimiが自分のハンデを受け入れるようになったのは先生のおかげで、わたしたち家族がmimiのハンデを理解できるようになったのも先生の存在が大きい。
あせったり無理しないようブレーキをかけられることが多いです。それだけmimiもわたしたち家族も年を重ね、不安になったりあせったりすることが多いのだと思います。
家族そろって診察を受けると、そうした不安になる気持ちを共有したり整理できたりする機会になっています。
家族のほかに発達障害について話せる人がいることはほんとに重要です。
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