発達障害男子mimiの就活スタイル

fashion-601553 発達障害男子

発達障害男子mimiは、着るものにうるさい。

本人曰く、けしておしゃれしたくないわけじゃないらしい。

でも、それ以上に肌触りが気になったりすると、どうにもストレスで集中できなくなるんだそうです。

発達障害男子mimiは襟付きカッターシャツが苦手

mimiの場合、とにかく襟付きのトップスがダメ。

とくにビジネスマン御用達のカッターシャツなんてもってのほか。

ほんの短い間だったけど、詰め襟の学生服、つらかったろうね。

あれも不登校の原因の一つだったかも。

とはいえ就活はそういうわけにはいかないんじゃないの?

と心配していたら、職業センターの担当者がポロシャツでもだいじょうぶと言います。

いやいやmimiはあのポロシャツの肌触りも得意じゃないのよね……。でもそんなこと言ってたら着る服がなくなりそう。

すると発達障害者支援センターの担当者が「交渉すればだいじょうぶ」と言います。主治医に一筆書いてもらったりすれば最強。そこまでしなくて全然何とかなると言います。

そんなもんなの?

mimiの仕事は営業や窓口で人と会うような仕事ではないから平気ということでした。

まあ、いろいろ配慮してもらえるのはいいけれど、悪目立ちして浮いたりしないか心配。

発達障害男子のコーディネートは黒と白に決めてしまう。

mimiはその日の天候に合わせて服装を選ぶなんてことはできません。

季節の変わり目など、暑かろうが寒かろうが着たり脱いだりして調整するということをしない。

というかわからないらしい。

制服のようにあらかじめ着るものは決めたほうが安心。

当分白のシャツに黒のズボンにしようと決める。

さすがに白のTシャツってのもなんか下着みたいでどうなんだろう。

肌触りのやさしいシャツを探してみるから襟付きシャツもいっぺん試してみてよ。

「似合うと思うよ」などとおだてたら「ポロシャツのほうがましかな」なんてまんざらでもないようす。

成長したじゃないの。

無理はしてほしくないし、さりとて周囲から浮くのも忍びない。

適当な開襟シャツでもあればいいんだけど。

発達障害カミングアウトで就活の敷居を下げました。

mimiは発達障害者として就職します。

発達障害をカミングアウトして就職することはメリットばかりではありません。仕事や報酬はかなり限定されます。

でもmimiのようにはじめて社会に出る人、体調や精神が不安定な場合など、働くことに不安があるような場合、仕事や報酬よりも、まずは支援環境が整っている職場を選んだほうが結局長続きすると聞きました。

ハンデをカミングアウトしたほうがその後のステップアップにつながることも多いそうです。

過去にいろいろ指摘されたり失敗し続けていて自信を失っていると、「失敗も経験のうち」にはならないようで、小さな成功体験を積み上げていくことが大事みたいです。

発達障害をカミングアウトして就職すれば、職場の人がハンデに応じた対応ができるように支援者が現場の人にアドバイスしたり、トラブルの際には間に入ってもらえます。

職業センターの担当者は利用者やその家族、さらには発達障害者センターの担当者とも連携しながら話し合いを重ね、その特徴をこまかく把握したサポートをしてくれます。mimiはハローワークの登録や職場見学にも付き添ってもらいました。

「不安があるけど働きたい」「どんな仕事ができるか知りたい」という人は、思い切って発達障害をカミングアウトして就労支援を受けてみてはいかがでしょうか。

就労支援についてはいろんな団体が行っていますが、自治体が行っている障害者職業センターの支援は基本的に無料です。ただし、センターに通う交通費は負担しなければならないので、遠い人は利用しにくいのが難点です。

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