発達障害男子mimiは体調不良と不登校がきっかけでたまたま発達障害と診断されました。
とくに病院に行く必要がなかった人なんかは、発達障害かどうかを知る機会なんてないままだったりするんじゃないでしょうか。
mimiの場合、発達障害と診断されるにあたって、どんなことをしたかを書きました。参考になればうれしいです。
発達障害診断に知能検査は必須
知能検査は発達障害に限らず、あらゆる障害診断の基本情報として必ず行われます。mimiは中高生のときに2回、成人になって障害手帳を申請する際に検査しました。
この知能検査、はじめの2回は説明だけで記録がもらえないので詳しいことは忘れてしまいました。成人検査では「心理検査報告書」という簡単な記録をもらいました。
いずれのときも得意なものと不得意なものとの差が非常に大きく、バランスが悪いというようなことでした。数値の細かい説明はなく、ざっくりした特徴が説明されます。
知能は高ければいいというのではなく、バランスがいいほうが楽に生きられるそうです。
発達障害の診断においては、この知能検査はかなり大きな判断材料になっている印象です。
発達障害の診断基準はない?
発達障害はある程度の診断基準はあるんでしょうが、客観的にはっきり区別できる数値があるものではないので、医師の診断にゆだねられている面が大きいと思います。
二次障害の程度や生活上の支障の度合いを見て判断されるのではないでしょうか。
脳波や脳の画像診断については行われないところも多く、今のところまだ決定的なものにはなっていないと思われます。
なんか頼りない感じですが、精神科のほとんどの病気も同じで、医師の見立てによるところが大きいんですよね。
精神科医と信頼関係を築くには
発達障害を正しく診断してもらうには、精神科医との関係が重要なポイントです。
相性のいい話しやすい医師と出会えればラッキーですが、いい先生でもはじめから打ち解けられるとは限りません。
有名病院や有名医師にこだわらなくても、自分にとっていい先生は身近にいることもあります。
精神科の医師でなくても相性のいいかかりつけの医師がいるような場合は、その先生に専門医を紹介してもらうのもいい方法です。
ありきたりですが「知人を通じて紹介してもらう」方法をなめてはいけません。ちょっといやらしい話ですが、そういうのがあるだけで、対応や見方が丁寧になる可能性が高いからです。
何度も書いてますが、発達障害者支援センターの支援を受けて病院を探すのもおすすめです。
自分のことは自分が一番よくわかっていて自分しかわからないという部分もありますが、あなたのことをよく知る家族やサポーターの話もまた医療者にとって大事な情報なんですね。
できるだけ多くのサポーターとチームになって病院を利用するのが理想です。
あなたもチームづくり始めませんか?
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