発達障害男子mimiは休みの日を別の日に振り替えることはできるのだけれど、さらに休みをとるということができない。決められた出勤日数を減らすことに抵抗があるという。
【発達障害男子】「しんどい」とか「疲れている」といった状態がわからない。
とにかくmimiはあいまいというかはっきり目印がないようなことを判断するのが苦手なのだ。
枠がきちんと決まっていないものに対して不安になる傾向があるから、何ごとも枠組みを決めて動くようにするといい。
といったことを主治医から言われたことがあった。
「しんどい」とか「疲れている」といったことは、言われてみたらわかりやすい基準があるわけではない。人によっても違うだろうし。
だからしんどいから疲れがたまってきたから早めに休むといったことがmimiには困難なのである。
でも、長年の引きこもりで、週3出勤がせいぜいだと思っていたmimiが無理をして週4ペースで働いているのだ。一見元気そうに見えても、かなり疲れているのは間違いなくて、こんなことは長続きしない。
mimi自身、12月は週5ペースになることを心配している。でも、休むことには抵抗を感じるという。
【発達障害男子】1か月に18日間働くという契約はわかりやすい!
しんどさや疲れの度合いがあいまいなのに比べて、1か月に18日間働くという約束は、mimiにとって非常にわかりやすく、絶対のルールになっている。
よく言われるように、休んだら迷惑だからとか、体力がないと思われたくないとか、お金が減るから、といった理由もまったくないわけではないのだけれど、それより何より18日間の枠をあいまいにするのがどうにも気持ち悪い感じなのである。
こういうところがどうにもわかりにくいmimiの特徴でもある。家族のわたしでさえ、わかってきたのはつい最近なんだから、ほかの人にわかってもらうのはちょっと無理というか、わかってくださいとは言いにくい。
とはいえ、主治医からブレーキをかけるのはわたしの役割と言われている。mimiのチャレンジ雇用を成功させるために今ここで無理はさせられないのだ。
というわけで、発達障害者支援センターの担当者を通じ、職業センター担当者から職場担当者に心配していることを伝えたのでした。
【発達障害男子】めんどくさい支援はダメもとでお願いする勇気も大事
契約上、月に18日間働くことになっているけれど、mimiは疲れてきたから早めに休むということができない。できれば職場の方から休むように声掛けしていただけるとありがたいのだ。
これは休憩も同じ。mimiは適当に休憩をとるなんてことはできません。時間を決めて、作業中で切り上げることができなくなっているようなときは、声をかけて中断させてほしいんです。
今の職場は先進的な配慮をしてもらっているので本当に助かっています。
今回のわたしの心配も、すぐさま職場の担当者に伝えられ、mimiが自ら休みがとれる声掛けを話し合ってくれるようです。嬉しく思います。ありがとう。感謝です。
あつかましくて言いにくいと思っても、どういう支援をしてほしいかという具体的なお願いは、勇気を持ってしたほうがいいんですよね。それが受け入れられるかどうかは別にして、どういう配慮や支援が必要なのかを知るきっかけにはなります。
だから恐れずお願いしてみましょう。
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