「発達障害のことが知りたい!」を再開!
「発達障害のことが知りたい!」は2011年から2013年にかけて、発達障害と診断された子どもと向き合う戸惑いの日々をただつらつらと書いたブログでした。
そんな子どもも成人になりました。
発達障害に対する世の中の認識も変わりました。ずいぶんメジャーになったものだと思います。
うちと同じ、あるいはまた違った戸惑いと悩みの中で過ごしてきた人たちのことを見たり聞いたりする機会も増え、びっくりしたりなぐさめられたり、励まされたりしています。
話したり聞いてもらったりするだけで気持ちがラクになることってあるんですよね。何にも解決しなくても、またあしたから元気で過ごせる力になるんです。
わたしもたくさんの人に助けられてきました。
だからわたしも発達障害男子の母として、発達障害サポーターとして、できることをしようと思いました。
それが「発達障害のことが知りたい!」ブログです。
発達障害男子mimiのあゆみ
幼稚園 | 過集中傾向が見られた。
児童相談所で精神科医に発達障害かもしれないと指摘。通所をすすめられたがオットが反対しそれっきりになる。 |
小学校 | 山の中にある私立小学校に入学。小3のとき公立小学校に転校。(親の都合)
ピアノのコンクールの地方大会で入賞。委員会活動や勉強にも熱心に励んで充実した学校生活を送るが、疲労も見える。 |
中学校 | まもなく学校生活についていけなくなり、中1の2学期から不登校になる。
睡眠が長くなり、特発性疲労症候群と診断。発達にバラツキがあり、発達障害傾向があると指摘される。 しばらく入院。病院付きの支援学校をすすめられたが、本人の気が進まず退院。 ほとんど寝て過ごし、ふさぎ込むようになる。 高熱で救急車で運ばれる。小児科のO先生が親身に相談に乗ってくれて救われる。 検査の結果、正式に「非言語性発達障害」と診断。 中学校の非常勤先生による訪問支援を受ける。 登校しないまま校長室で卒業式をしてもらう。 O先生が信頼する精神科のK先生に診てもらうことになる。 公立高校の通信制を受験して合格する。 |
高校 | 1年目は何もできず。
地域の自然史同好会に参加。旅行にも行く。メンバーは引退後の高齢者が中心で同世代はいない。 カウンセラー志望の大学生に家庭教師で来てもらう。 スクーリングも何とかこなし、4年で卒業。 |
3年ほど何するでもなく引きこもる。
発達障害者支援センターに相談。 障害者手帳3級取得。 センター試験を受けるが大学受験に至らず断念。 障害者職業センターの就職支援プログラムを修了。 期間限定の仕事に就く予定。 |
ブログ運営の経験を活かして
オンライン作文教室の講師、記事作成のお仕事を経験し、ワードプレスのブログ作成を独学。現在はブログ運営をしています。
「発達障害のことが知りたい!」という気持ちは今も少しも変わっていません。
まだまだ問題山積で、わからないことだらけです。
それでもやってこれたのは、いろんな人に助けられてきたからです。
かつてのわたしやmimiのように、どうすればいいか途方にくれている人がいるんじゃないか。
誰にも言えず孤立しているのでは……。
誰かに会って話をする気になれないような人でも、もしかしたらブログを見つけて読んでくれるかもしれない。
役に立てるなどとは思っていません。わたしもお悩み真っただ中のひとり。
ただ、たくさんの人に助けてもらってきた体験を伝えたい。誰もひとりじゃないことを知ってもらいたいと思っています。
気が向いて話したいと思ったとき気軽に話せる、そんな場にできたらうれしいです。
よろしくお願いします。